払込証明書の作り方

会社を設立しようとする場合、資本金(出資金)の金融機関への払い込みを証明するための書類(以下、「払込証明書」)が必要です。

■ 資本金の払込み手順と注意点

1.払込

定款が認証された日以降に、銀行口座に振り込みます。

 注意点
  * 払込日は定款が認証された日以降でなければなりません。
  振込時期が適切でないと、登記申請が受け付けられません。
 (定款作成日以降であれば、例外的に定款認証前の払い込みが認められる場合もあります)





2.払込証明書の作成

A4用紙に作成します。以下を参考にしてください。


法人印を押印します。捨印も押しておくとよいでしょう。


3.通帳/ネット銀行のコピーをとる

資本金(出資金)を払い込んだ通帳/ネット銀行の該当箇所をコピーします。

A. 通帳の場合
 ① 通帳の表紙・裏表紙
 ② 次の1ページ目見開き(口座番号と口座名義人が記載されたページ)
 ③ 払込人と払込金額が記帳されたページ
  の3ページをコピーします。


  。。通帳の表紙・裏表紙



  口座番号と口座名義人が記載されたページ



  払込人と払込金額が記帳されたページ


B. ネット銀行の場合
 ① 金融機関名、支店名、口座番号、口座名義人
 ② 払込日、払込人氏名、金額
  が記載された部分をプリントします。残高照会をつけてもよいでしょう。



  口座番号と口座名義人の記載部分



  払込日と金額の記載部分



    残高照会の記載部分


4. ホチキス止め

2と3で作成・コピーした書類を重ねて、左二か所をホチキス止めします。


5. 契印を押す

法人印で契印します。
* 契印とは、契約書が複数のページにわたる場合に、差し替え防止のために、
  ページとページの間に押印することです。
* 全ページのページとページの境目を真ん中にして、両方のページに法人印が
  またがるように押印します。



これで、払込証明書が完成しました。
不明な点がございましたら、お問い合わせください。

2021年5月4日